共栄商事株式会社 キャリア採用サイト

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社員座談会

キャリア採用組から見た
共栄商事の「現在」と「未来」

キャリア採用が多い共栄商事。
他業界や同業他社の勤務経験がある社員たちが共栄商事をどのように見ているのか。
また、それまでの経験を生かして共栄商事にどのように貢献しているのか。
所属部門や入社年次が異なる5名のキャリア採用者に話を聞いた。

PROFILE

文山 みゆき
ロジスティクス事業本部
葛西物流センター
1998年10月入社。東京都江戸川区にある葛西物流センターで、入庫・出庫などのオペレーション業務を担当。多種多様な品物を扱うが、なかでも量が多いのは輸入ワインや焼酎などの酒類。
藤田 幹郎
海外事業本部
ソルト部・貿易部
(副部長、主幹)
2004年9月入社。海外事業本部のソルト部、貿易部の両部を兼任している。貿易部では主に中国から輸入したものを日本のお客様に販売する仕事を担当し、ガラス製造原料や食品添加物、砂糖類などを扱っている。
小沼 貴子
企画管理部
財務会計グループ
2019年9月入社。出産を機に一度退社したが、会社からの打診をいただきまして、再入社し現在は経理全般を担当している。本社勤務で共栄商事のさまざまな部署に就いている全社員と関わる機会がある。
田上 耕作
ロジスティクス事業本部
営業グループ
(リーダー代理)
2022年6月入社。東京23区内に3拠点、北九州市内に1拠点ある物流センターの営業業務を行っている。物流業界以外の職歴も豊富で、現在はリーダー代理として部下や後輩の指導も行っている。
佐藤 瞳
企画管理部
総務人事グループ
2023年2月入社。現在は勤怠管理や給与計算のほか、入社・退社や休暇に伴う手続きなど労務に関する業務全般を行っている。

THEME.01

共栄商事ってどんな会社?
キャリア入社の社員が多い共栄商事ですが、入社時の印象を教えてください。
藤田
私が入社したのはもう20年も前なのですが、当時は「静かな会社だな」と思いましたね。それぞれの社員が自分の仕事に集中しているという感じでしょうか。今は若い方も増えて、当時に比べるとにぎやかになりましたね。
佐藤
私は昨年入社ですが、やっぱり「静かな会社だな」と思いましたよ(笑)。前職がとても賑やかな会社だったから特にそう感じたのかもしれませんが。ですが、お昼休みは同僚とご飯に行くなど、周囲とのコミュニケーションは取れていると思います。先輩や上司は優しい方が多いので、わからないことも聞きやすいですし。
小沼
私は実は「出戻り」入社です。一度2000年に入社したのですが、結婚・出産を機に退社。その後、子育てが落ち着いたタイミングで会社から再度お声かけいただいて。最初の入社の時は社会人になりたてということもあって一から十まで先輩に面倒をみてもらいました。二回目の時は経験があるとはいえブランクがあったので、やっぱり周囲にずいぶん助けてもらいました。
田上
話しやすい人は多いですよね。私の入社面接を担当していただいた方もとても軽快でコミカルに話される方で。面接を受けるまでは「昭和の初期から続いている会社だから、非常に保守的で古くさい体質なのかな」と思っていたので、いい意味で裏切られました。こんな社風だったら仕事もやりやすいのではと思い、他社の内定を断って共栄商事に入社したんです。
文山
私はみなさんとは違って物流センターで勤務しているのですが、入社前は「物流業といえば渋いオジサンたちがたくさんいて、なんだか怖そう」と思っていました(笑)。そんな環境でやっていけるだろうかと心配で。でもだんだん慣れていきましたね。現場の方々はすごくプライドを持って仕事をしている方たちばかり。例えばコロナ禍でも物流業って休むことができないんです。私たちの生活に必要なモノを動かして世の中を回し続けている、そんな大切な仕事だということを、仕事を通じて実感することができました。

THEME.02

変わりゆく共栄商事
共栄商事の業務内容は多岐に渡ります。社会変化の激しい現代、共栄商事が生き残っていくために、それぞれの部門で、今、チャレンジしていることはありますか?
文山
物流部門は今まさに格闘中です。入ってきた品物を保管する、いわゆる「倉庫業」だけでは今後先細りになってしまうため、付加価値をつけていく必要があります。例えば今私が扱っている輸入ワインであれば、検品や裏ラベルを日本語表記のものへの貼り替え、入荷ロットをばらしてスーパーや酒屋といった配送先ごとにアソートを組むなど......。そうした作業を受けると、受注ごとの単価が上がるだけでなく、共栄商事を利用するメリットを高めることができます。翻訳やラベル印刷の手配、作業人員の確保といった経験のない業務は大変ですが、お客様から感謝していただけるし、現場にも新しいノウハウが溜まっていきます。あと個人的には、試行錯誤しながら新しいことに挑戦するのが向いているみたいで、楽しいですね。
藤田
貿易部門も試行錯誤の毎日です。貿易ってなんとなく「左から右に商材を持ってくるだけ」と思われがちですが、それだけではないのです。中国で輸入商材を買い付けて日本のお客様に販売するという取引も多いのですが、常に中国の工場に出向いて品質向上のための働きかけを行ったり、新たなサプライヤーの調査検討をしたりしています。共栄商事には長年に渡る中国との貿易実績があるのですが、それは各時代の担当者がそれぞれ責任をもって取引を進めてきた結果。それを「強み」として次世代にもつないでいきたいですね。
各業務をサポートする管理部門はどうですか?
佐藤
そうですね。総務人事グループは社員のみなさんが働きやすい環境をつくることも仕事のひとつなんですが、つい先日、共栄商事で初めて男性で育児休暇を取られた方がいらっしゃいました。一般的な女性の育児休暇とは少し違う、1ヵ月間の「パパ育休」というものですが、多様な働き方が求められる時代なので、共栄商事でもそうした制度はしっかりと整備しておかなければいけないなと思っています。
田上
制度があるだけじゃなく、実際に取得した社員が出たということに大きな意味がありますよね。
藤田
我が家はもう子どもが大きいですが、自分自身が若い頃にこういう制度があったら取りたかったかも。
小沼
財務会計グループでは経費精算のシステム化に早くから取り組んできました。今ではCMでいろんなシステムが紹介されていますが、それよりもずいぶん早く導入したので、最初は社員の方々からの抵抗もありました。実際私自身も「急すぎる」と思ったくらいなので気持ちはよくわかります。ただ、共栄商事は複数の事務所や営業所があるし、海外出張に行く社員も大勢います。エクセルや手書きの経費精算書を受け取って現金や振り込みで支払う従来のやり方では、時間や手間、振込料などさまざまな無駄が生じていたため、みなさんに理解を得られるよう丁寧に説明を重ねました。その結果、現在新しく入ってきた社員の方には「共栄商事は進んでいますね」と言われるほどに。がんばってよかったなと思いますね。

THEME.03

共栄商事の未来
今後共栄商事をどんな会社にしていきたいと思っていますか? またそのために力を入れて取り組んでいきたいことはありますか?
田上
『若い人が未来を描ける会社』ですね。毎日楽しく働ける職場なら、成績や数字は自ずとついてくるものだと思います。そのために今コツコツ進めているのが、業務のマニュアル化。というのも、共栄商事のようなキャリア採用が多い会社の問題点は、知識やノウハウの継承です。ベテラン社員が一つひとつの業務のなかで積み上げてきた経験を、見える形で共有していく仕組みが必要で、暗黙知を形式知にしていくことは、共栄商事のこれからにとって必要だと考えています。
文山
縦の継承もそうですが、横の共有も大切です。各社員が自分のスキルを生かしてお客様の要望に柔軟に対応するのは、一見良いことのようでいて、対応に一貫性がないというリスクにもなります。ある程度標準化した上でイレギュラーな対応が必要になればその都度対応を考えていくのがスムーズかもしれませんね。さらに物流部門では1つの案件に複数の担当をつけるという取り組みも始めています。やってみると新たな問題が見えてくるなど一朝一夕でできるものではありませんが、私も共栄商事を、朝起きて「今日も会社だ!」と『出社が楽しみに思えるような会社』にしたいと思っているので、これからもがんばっていきたいと思います。
佐藤
これから入ってくる方たちにも『働きやすい会社』と思ってほしいです。そのために社内のコミュニケーションをもっと活発にしていきたいと、私自身として今年初めて本社全体での新年会を企画しました。新しい社員も増えているので、そうした機会を生かしてどんどん交流してもらえればと考えています。ただ仲良くなるだけでなく、仕事にも生きてくるかなと。共栄商事は業務内容が幅広いうえに専門性が高いので、他部門がどんなことをやっているのかがわかりにくいのですが、社員が活発に交流することで、それぞれが持っている専門性の高さや業務の幅広さがより生かされる形になってほしいと思います。
小沼
『長く勤めたくなる会社』でしょうか。人が辞めたくなる会社には未来がないですから。財務部門としては5年後、10年後を見据えた経営ができるよう盤石な経営基盤を築くことが必要なので、私個人としても財務知識などスキルアップを図りたいと思っています。また担当している経理部門としては経費精算にとどまらず、業務のさらなるシステム化を進めて効率化を図っていきたいと思います。
藤田
ここだけの話、システム化について現場はついていくのになかなか苦労しています。
文山
ようやく慣れた頃にシステム変更されたりしますしね(笑)。
小沼
本当にそのあたり、ご苦労かけているのは重々承知しています...ただ法律も変わっているし、いずれどの会社もそうなると思うので、なんとか最初のハードルを乗り越えていただければ助かります!
藤田
貿易部の一員としても、これまでの取引の継続だけでなく、取り扱い商材をもっと増やしていきたいと思っています。せっかく社内に物流部門も持っているので、うまくコラボレートできる方法も探りながら。そして、共栄商事はこれからも『仕事に"やりがい"を感じる会社』であってほしいなと。私個人で言えば、日本のお客様ももちろんですが、中国側のお客様と話していても、仕事を通じて「目的を共有できた」と思える時でしょうか。これからも社員一人ひとりが、自分の仕事を通じて何か"やりがい"を追求できる会社であってほしいと思います。

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