規模・業種・業態に関わらずどんな企業にも必要となる経理業務を、一生続けていける仕事として選択。転職活動中に複数の内定が出ていたなかで、社内の雰囲気と働きやすさが入社の決め手となった。現在は基本経理及び庶務の業務に関わっているが、将来は財務に関わり共栄商事の発展に貢献したいと考えている。
共栄商事への入社理由の一つが、会社の雰囲気です。仕事内容はもちろん重要ですが、自分がこの先ずっとここに身を置くことを考えたら、やはり職場環境が良い場所で働きたいですから。前職も経理だったとはいえ、外貨の仕訳など輸出入に関わる経理業務に関してはほぼ知識がない状態からのスタートだったので、ベテラン社員が多くてわからないことを聞けば気さくに教えてくれる今の職場は、とても働きやすいと感じています。
また、共栄商事は貿易部門に加えて、物流部門とビル賃貸部門と、大きく３つの事業を展開しています。1つの会社でいくつもの業種が経験できるため、自分の頑張り次第で成長のチャンスを大きくしていけるのがいいですね。在宅勤務や時差勤務など柔軟な働き方ができるのも“イマドキ”だと思います。
日々行っているのは、従業員の給与仕訳や振込、入金、立替金精算、また事業所の決算や納税業務など、庶務を含む基本的な経理業務です。経理はミスが許されない仕事。たとえ急ぎの業務であっても常に確認を怠らず、正確性を担保することを心がけています。
最近ではインボイス制度など大きな税制改正があったので、その導入にあたってのシステム改善にも取り組みました。インボイス制度に関しては経理部門だけではなく社員すべてに関りがあることなので、説明用の資料作成を担当したのですが、どうすれば日頃自分の業務に忙しい社員のみなさんが、短時間で、かつ正確に理解できるだろうかと、工夫をこらしました。
つい先日、「貿易実務検定®」という貿易に関する知識やスキルを測る試験を受けました。きっかけは、貿易部門の人と話している時に専門用語がわからないことが多く「これではいけない」と思ったからです。試験勉強をするうちに、自分が日頃扱っている数字がより具体的なイメージを伴って理解できるようになり、経理業務を行う上でもプラスの効果がありました。また、知識を得たことで、貿易部門の上司の方と話す時も自信を持って発言できるようになりました。
社内には自ら積極的にスキルアップを図る人が少なくないので、これからもそうしたチャレンジを続けたいと思いますが、実はもう一つめざしていることがあります。それは、部署間のコミュニケーションの活性化をはかること。なぜ経理が？と思うかもしれませんが、経理はお金の流れを通して、社内のすべての業務に関しての情報を広く把握することができる部署。社内マッチングのような形で、ビジネスチャンスを取りこぼさない仕組みを作ることができれば、会社にとっても、自分自身にとっても大きな成長につながるのではないかと思っています。
