天日塩を日本へ初めて輸入した民間企業
ソルト事業部では現在、メキシコから輸入した天日塩の加工販売を行っています。調達しているのはバハ・カリフォルニア半島中部のエル・ビスカイノ湾生物保護区(世界遺産)に隣接する、世界最大のゲレロネグロ塩田の天日塩。太陽と潮風により2年~3年かけてゆっくりと結晶させた高純度天日塩は、日本で漬物や醤油の原料のほか、水産加工、海苔やウナギの養殖、さらには道路の凍結防止剤や農業用、ボイラーのイオン交換樹脂再生など幅広い用途に使用されています。
実は共栄商事は、中国・スペイン・エジプトなどの外国産塩を我が国へ最初に輸入した民間企業です。それだけに卸売会社からの信頼も厚いうえ、塩業界は新規参入がほとんどないため、事業としてはとても安定しています。そもそも塩は私たちの暮らしや生命に欠かせないもの。急に需要が減るといったことがないのもこの事業の魅力です。