- 川島
- 平和島物流センターのメイン業務は、通関といった専門業務を除き、消費者の方々の手に渡る前段階までの物流のすべてを担っています。個人の家に宅配される前に、法人に納品する形ですね。
- 中村
- 葛西物流センターや足立物流センターでは、お客様の要望に合わせて商品を加工する流通加工業務や、一時的に貨物をお預かりする寄託貨物も行っています。コンテナ単位で動く規模の大きい案件がメインです。
―皆さんの仕事のこだわりを教えてください。
- 山崎
- お客様の立場に立って考えることですね。通常のやり方で高い作業料をいただけるケースもあるのですが、それではお客様のためにはなりません。「こうした方がコストを抑えられます」と提案するようにしています。
- 川島
- 山崎は本当にそういうやりとりをしているよね。「御社にとって不利益になることはやりたくないんです」と言っていたのを鮮明に覚えていますよ。
- 山崎
- 今夜はいいお酒が飲めそうです(笑)。黙っていれば分からないことはよくあります。でも、あとで「なんで山崎さんは提案してくれなかったの?」となると信用を失ってしまいます。「お客様のためになることは、共栄商事のためになる」というのは先輩方の背中を見て自然と身についた考えなんだと思います。
- 中村
- お客様から「無理かもしれないけど...」というご相談をいただくことがよくあります。そのような時はできるかどうかをすぐに回答して、スピーディーに次へ展開できるようにしています。そして、どうしてもできないこと以外は基本的に断らず、工夫して対応しています。お客様からいただく「ありがとう」の言葉が何よりも嬉しいですね。
- 川島
- 貨物を実際に最初に見るのは、お客様ではなく私たち物流現場のスタッフです。そのため、お客様の目の役割を担っていることを常に意識しています。また、共栄商事が柔軟で迅速な対応ができているのは、チームワークに優れた自社の社員だけで現場を回しているからだと思います。